本日の知らん言葉:「IR(統合型リゾート)」「ジャンケット」「モビリティ」「ESG」

初めて知った言葉

2030年頃に大阪に出来るらしいぞ、「IR」

英語で書くとIntegrated Resortインテグレートリゾート。日本語で言うと統合型リゾート
他にも「IR」と呼ばれる用語はいくつかあるけど今回はこちらのIR。
今度ほかの「IR」もきちんと調べますきちんと答えろって言われたら自信ない。

株式会社JTB総合研究所の観光用語集によると、

カジノのほかホテルや劇場、国際会議場や展示会場などのMICE施設、ショッピングモールなどが集まった複合的な施設のこと。
(引用元:https://www.tourism.jp/tourism-database/glossary/ir/

を指すらしい。
平成29年の政策会議で配布された資料では『「カジノ施設」と「観光振興に寄与する諸施設」が⼀体となっている施設群』と説明されている。
(引用元:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ir_promotion/ir_kaigi/dai1/siryou.html

恐らく「色んな施設がたくさん集まってるリゾート施設ならIR」というわけではなく、「カジノ+その他色々」といった具合に、カジノを含めた複合リゾート施設を指してIRと呼ぶらしい。カジノなしでIRと呼ばれている施設があるなら誰か教えてくださいマジで分からん。

IR施設がある場所として世界的に有名なのは、ラスベガス・マカオ・シンガポールなど。
『名探偵コナン 紺青のフィスト』ですごいことになっていたシンガポールの「マリーナベイ・サンズ」もIR施設のひとつ。

日本では2016年に「IR推進法」、2018年に「IR実施法案」が成立していて、現在は日本初のIR開業に向けて大阪で色々やっている。2024年9月中に準備工事に着手するらしい。いまは2030年頃の開業を目指しているそうだ。
ちなみに少し前まで長崎県もIRを誘致しようと頑張っていたっぽいが、国の認定が降りず2024年3月に断念した。

このIRは税収増加やその他経済効果が主なメリットとして掲げられている一方で、治安の悪化やギャンブル依存症の増加などがデメリットとして挙げられている。
身分証(マイナンバーカード)の提示や入場回数の制限などの規制などで対策を進めるらしい。

好きな漫画のタイトルに入ってるのに意味が分からまいまま放置していた「ジャンケット」

「IR」のことを調べていたら出てきたので観念して調べた。

英語の綴りはjunket
英単語の意味を調べると、これまた訳が多い。
名詞としては「ミルクを凝固させて甘くしたお菓子の名前」「宴会」「(公費の)大名旅行」。
動詞としては「宴会をする」「(公費の)大名旅行をする」「もてなす」などなど。
(引用元:https://ejje.weblio.jp/content/junket

ただしカジノ業界でいう「ジャンケット」とは、カジノに大金を賭けそうな富裕層を紹介したり、そういった富裕層を招待し宿泊先や資金の貸付などを行う業者を指す。いわゆるカジノの仲介業者である。マカオやフィリピンのカジノ施設で見られるらしい。
(引用元:https://jair.report/article/250/

ちなみに私が愛読している漫画は「ジャンケットバンク」。日本有数の銀行であるカラス銀行が裏で運営している賭場を舞台に、各キャラクターが時に命を賭けて賭博をするって感じの漫画。
ギャンブラーの職業は多種多様、投資家・画家・動画配信者・医者・警察官・小学校教諭などなど。だめだこの日本。でもめちゃくちゃ面白いのでオススメです。

スマホ関連の話かと思ったら全然違うやんけ、交通業界の用語だったらしい「モビリティ」

英語の綴りはmobility
英単語の意味を引くと「動きやすさ・可動性」「移動性、流動性」「機動性」。
(引用元:https://eow.alc.co.jp/search?q=mobility

経済ニュースで見かける「モビリティ」は、人の移動やモノの移動など、いままで交通と呼ばれていた分野に近いものを指す用語らしい。
トヨタの社長が「うちは自動車会社からモビリティ・カンパニーになるぜ!」といった主旨の話をしたのがきっかけで注目されるようになった。

「べつにわざわざ英語でモビリティって言わなくても交通って言えばよくない?」と素人は思うが、「交通」と「モビリティ」ではニュアンスが異なるらしい。

モビリティについて解説している上記2つの記事を読んでも私はいまいちピンと来ていないが、どうもモビリティとは、他の目的を果たすために行われる運搬や移動(=いままでの交通、transport)ではなく、価値ある移動そのものを指す言葉らしい。書いてて自分でもよくわからない。価値ある移動ってなんやねん。

多分、「スムーズでストレスのない移動」とか「快適で楽しい移動」とか「安全で環境に優しい移動」とか、多分そういうやつ。価値ある移動を提供するためのサービス全般をモビリティサービスとか言うっぽい。公共の交通機関やタクシーもモビリティサービス、電動キックボードのシェアサービスなんかもモビリティサービス。なんならルート検索サービスもモビリティサービスだ。MaaS(Mobility as a Serviceモビリティ・アズ・ア・サービス。ICTを活用して複数の交通手段をシームレスにつなぐサービス・概念)ってやつらしい。


「移動の価値」「移動方法の多様性」というのがモビリティ業界のキーワードのように思われる。

……うん、調べても全然分からん。その内また勉強します。

SDGsに貢献するために(?)企業が気をつけたい「ESG」

Environmentエンバイロメント(環境)、Socialソーシャル(社会)、Governanceガバナンス(企業統治)の頭文字。
企業が長期的に成長するために注視すべき3つのポイントを表した言葉。

ざっくりと説明すると「環境問題に取り組みましょう」「人権問題や労働に関する社会問題に取り組みましょう」「法的にクリーンな運営をしましょう」っていう話っぽい。

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goalsサステナブル・デベロップメント・ゴールズ)と合わせて話題にのぼることが多い。

ちなみにこのESGに積極的に取り組んでいる企業に投資することをESG投資という。
2006年に国連が提唱した国連責任投資原則(PRI: Principles for Responsible Investmentプリンシプルズ・フォー・レスポンシブ・インベストメント)などを機に注目されるようになった投資方法なのだそう。
(参考:https://www.bk.mufg.jp/column/events/newlife/0026.html
この考え方が浸透すると、ESGに力を入れている企業ほど色んな投資家が出資してくれるという話になるので、経営者が見据えているのはSDGsよりも貸借対照表かもしれませんが、まあ、やらない善よりやる偽善というか、win-winというか……。

今回の記事であなたが「知らんかった」言葉がいくつあったか、是非教えてください。

★    :全部知ってたぜ!!
★★   :3つは知ってた
★★★  :2つは知ってる
★★★★ :1つだけ……
★★★★★:全部知らなかったぜ!!

管理人は当然ひとつも知らんかった。がはは。

知らんかった言葉、いくつある?
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